【work】こだわりの店舗カウンター「黒貫入タイル」のオーダーメイド

セミオーダー

今回TILEmadeにいただいた素敵な依頼は、仙台の設計事務所さまから。オーナーさまの希望を叶えるお店づくりのためのタイルのオーダーメイドです。タイルをお届けし、オーナーさま・従業員の方々に大変喜んでいただけたという報告をいただきました!

松華堂エスパル店さま

松華堂エスパル店さま

依頼内容は、新しい菓子店の店舗のカウンターにタイルを使用したいけれど、既製品でイメージに合うものがないということで特注を検討したいとのこと。オーナーさまのイメージは、「飾らない美しさ」。そして、ご指定いただいたのは、まさにそのイメージぴったりの黒の貫入タイルです。

貫入とは、タイルの表面の釉薬に入る細かいヒビで、焼き物の装飾として古くから陶芸の世界で親しまれています。私たちの工場には何千点とタイルサンプルがあり、黒のタイルはおよそ200点以上あるのですが、「黒の貫入」はこれまでに開発されていませんでした。私たちもこれまでにないチャレンジで、お客様の理想のお店づくりをご一緒させていただくことになりました。

タイルは、ひとことで「黒」と言っても、マットなもの、光沢があるもの、石の粒が入っているもの、結晶があるもの、とバリエーションはさまざま。

これまで開発した黒タイルの一部

これまで開発した黒タイルの一部

それでもお客様が「これだ!」と思うものはなかなか見つからず、ズバリをオーダーで作っていくのがTILEmadeと釉薬職人の仕事です。

サンプル試験。少し成分や配合が違うだけで、全く違う表情になるのが釉薬。自然のものを扱っている難しさとやりがいを感じます。

サンプル試験。少し成分や配合が違うだけで、全く違う表情になるのが釉薬。自然のものを扱っている難しさとやりがいを感じます。

白をベースにし、黒のガラスを上にたっぷり乗せ、深み・奥行きを出すことで、今回のテーマである「飾らない美しさ」を表現することにチャレンジしました。黒色の貫入の色出しは難しく、狙ってみても結晶はでるけれど貫入がでないなど試行錯誤を繰り返し、開発を進めました。さらに、タイルを改良していきます。黒のタイルですが、表面のガラスが光を取り込み下の白生地に光が反射するため、洗練された高級感のある印象を与えてくれます。

釉薬の乗せる量を変えて、光の取り込み具合を確認します。

釉薬の乗せる量を変えて、光の取り込み具合を確認します。

色が決まれば、生産です。一枚一枚、手吹きで丁寧に色付けし、焼き上げます。1枚のタイルのなかでもガラスの流れにより、ほんのり濃淡があるのも特徴です。

最後は、焼きあがったタイルの光沢の具合を確認し、お届けします。

最後は、焼きあがったタイルの光沢の具合を確認し、お届けします。

施工が終わり、無事オープンというご報告をいただきました。


オーナーさまこだわりの黒貫入タイルがカウンターでお出迎えする松華堂エスパル店、仙台へ訪問した際はぜひ足を運んでみてください。

■設計 LIFE RECORD ARCHITECTS
https://www.life-record.jp/

■店舗 松華堂エスパル店
https://www.s-pal.jp/sendai/b1frenewal/

■タイルご依頼から納品までの流れ

6月中旬:ご相談 
7月中:サンプル製造 
8月下旬:正式発注 
9月上旬:最終の試験品確認
9月中旬:製造開始
10月中旬:納品 

タイルオーダーはフォームからお問い合わせください◎
http://tilemade.jp/index.html#section_contact